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自社開発:航空機搭載型動画伝送装置「ヘリ動伝(Heli-DOUDEN)」を搭載した警察ヘリコプターが本邦初配備

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航空機搭載型動画伝送装置「ヘリ動伝(Heli-DOUDEN)」どこの空からでも、“今”の現場をリアルタイムに。

2026年8月、自社で開発・製造する航空機搭載型動画伝送装置「ヘリ動伝(Heli-DOUDEN)」型式:NVTS-02Sを搭載した警察ヘリコプターが、本邦で初めて配備されました。

「ヘリ動伝(Heli-DOUDEN)」は、イリジウム衛星通信(地球全体をカバーする衛星通信ネットワーク)を活用し、飛行中の航空機から地上へ、現場の動画をリアルタイムにお届けします。

これまでのヘリコプター映像伝送では届かなかったエリアや、大規模災害の発生時でも、安定した動画伝送を実現します。

 

「ヘリ動伝(Heli-DOUDEN)」の3つの特長

1. どこからでも、リアルタイムに

イリジウム衛星通信を利用することで、地球上の広範なエリアから地上への動画伝送が可能です。

従来のヘリコプターテレビ伝送システム(いわゆる「ヘリテレ」)では、地上のアンテナが受信できる範囲を外れると映像を送れませんでした。

ヘリ動伝は、そうした受信圏外の空域や、大規模災害の現場からでも、映像を途切れさせずに伝送します。

 

 2. 軽量・常時搭載で、いざという時すぐに

機材一式で約15kgという軽量設計を実現しました。

これまで衛星通信を使った映像伝送機材は重量負担が大きく、SAR(捜索・救難)ミッションを行うヘリコプターでは、搭載する機材の重さのために乗員数や燃料を減らさざるを得ない場合がありました。

そのため平時は機材を降ろし、事案が発生するたびに取り付ける必要があり、映像伝送を始めるまでに時間がかかるという課題がありました。

 「ヘリ動伝(Heli-DOUDEN)」なら、平時からヘリコプターに搭載したままにできるため、緊急時の取り付け作業が不要です。

重量への影響も抑えられるため、乗員数や搭載燃料を削らずに運用できます。事案発生時には準備時間を最小限に抑え、迅速に現場映像の伝送を開始できます。

 

 3. 国土交通省航空局の仕様承認を受けた、自社開発の航空機搭載型動画エンコーダー装置

中核となる動画エンコーダー「NVTS-02S」は、国土交通省航空局の仕様承認を取得した自社開発・製造の機器です。

映像を高圧縮・低遅延(遅れの少ない状態)で、暗号化してリアルタイムに送信します。

さらに、航空機への搭載に必要となる装備品等基準適合証を自社で発行できる体制を有しており、装備品としての適合性確認から搭載・運用支援まで、一貫してご対応します。

 

■システム構成

「ヘリ動伝(Heli-DOUDEN)」は、機上の動画を送り出す装置と、地上で受け取る装置、そして衛星通信を担う装置を組み合わせた、送信から受信までを一括して提供するソリューションです。

 

〇NVTS-02S(自社開発/機上エンコーダー)

機上で撮影した映像を圧縮・暗号化して送り出す装置です。国土交通省航空局の仕様承認を取得しています。

 

〇FMD-300(自社開発/地上デコーダー)

機上から送られた映像データを受信し、元の映像に復元して表示・録画する地上側の端末です。専用の受信アンテナは不要で、インターネット回線1本で機体からの映像を受け取れます。機上装置への各種指示にも対応します。

 

〇SDL-350(SKYTRAC Systems社製・カナダ)

イリジウム・サータス衛星通信に対応した通信装置です。IP通信、機内Wi-Fi、衛星電話、Iridium Push To Talk(PTT)などの通信機能を備えています。

 

■警察ヘリコプターへの初配備

2026年8月、本邦で初めて「ヘリ動伝(Heli-DOUDEN)」を搭載した警察ヘリコプターが配備されました。

これにより、従来のヘリコプターテレビ伝送システムでは受信圏外となる空域を飛行するヘリコプターからも、現場の映像を警察本部および警察庁でリアルタイムに確認できるようになりました。

大規模事案や広域災害における迅速な情報収集と状況把握を可能にし、警察の初動対応力・広域対応力の強化に貢献します。

 

■航空機動態管理・音声通信との連携

 「ヘリ動伝(Heli-DOUDEN)」は、ナビコムアビエーションが提供する航空機動態管理システム「IMS-WEB+」および「Iridium Push To Talk」と連携できます。

動画伝送に加えて、航空機の位置情報や運航情報、テキストメッセージ、音声通信を一体的にご利用いただけます。

 

■活用が期待される分野

警察ヘリコプターへの配備にとどまらず、消防・防災・医療・報道など、航空機を活用するさまざまな分野でのご活用が期待されます。

一刻を争う現場で、離れた場所と状況をリアルタイムに共有し、迅速な情報収集と意思決定を支援します。

 

■今後の展開

ナビコムアビエーションは今後、動態管理・動画伝送・PTTの各機能を統合的に提供してまいります。

航空機の運用者が必要とするコミュニケーション機能と監視機能を包括的にご提供することで、任務遂行の効率化と航空機運用の安全性向上に貢献します。

 

■お問い合わせ・資料請求

「ヘリ動伝(Heli-DOUDEN)」に関するご相談、詳しい資料のご請求は、HPの「お問合せ」よりお気軽にご連絡ください。

 

■プレスリリース(写真あり)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000189774.html

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